元警視・建川一茂|企業・自治体を守る!実践的な講演会及び研修会を全国対応でご提供。

【元警視が警告】最新の特殊詐欺の手口と企業が取るべき防御策

【結論(Key Takeaways)】
・特殊詐欺は、今や個人だけでなく企業・事業者も標的になっています。
・「電話+SMS+偽サイト」など、複数の手口を組み合わせた“シナリオ型”の詐欺が主流です。
・企業としては「社内ルール」「従業員教育」「ロールプレイ訓練」の3点を整えることで、被害を大幅に減らせます。
・元警視としての経験から言えば、「最初の1本の電話・メールにどう対応するか」が被害防止の分かれ道です。
・年1回の防犯・危機管理研修は、費用対効果の高い“企業防衛策”になります。

※本記事は、犯罪被害防止に関する一般的な情報提供です。
※具体的な事件・捜査・告訴などに関する助言は、必ず弁護士・警察・関係機関にご相談ください。

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【導入:3名のデジタル・パラリーガルによる会話】

第三デジタル・パラリーガル(広報・危機管理サポート担当):
「最近、“会社の代表電話”や“経理担当あてのメール”を狙った特殊詐欺・サイバー犯罪の相談が増えています。個人だけでなく、中小企業も確実にターゲットになっています。」

第二デジタル・パラリーガル(文書作成・実務管理担当):
「しかも、多くのケースで『忙しくて相手のペースに乗ってしまった』『社内ルールがなく、誰にも確認できなかった』という“ちょっとした判断ミス”がきっかけになっているんですよね。」

第一デジタル・パラリーガル(法務リサーチ統括):
「そこで本記事では、元神奈川県警・警視として特殊詐欺や企業トラブルに向き合ってきた建川行政書士の経験をもとに、
 最新の特殊詐欺の代表的な手口と、中小企業が今すぐ取るべき防御策を、講演・研修にも使いやすい形で整理します。」

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【公的機関の情報】

・警察庁「特殊詐欺の認知・検挙状況等について」
・神奈川県警察「特殊詐欺に注意!」
※具体的な統計値や最新の手口は、記事公開時点で各公式サイトの最新情報をご確認ください。

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【1 「うちの会社は関係ない」と思っていませんか】

次のようなお悩みはありませんか。

・「現金はあまり扱っていないから、狙われにくいはずだ」
・「若い社員はスマホに慣れているから大丈夫だと思う」
・「経理・総務の人数が少ないので、チェックする余裕がない」

特殊詐欺やサイバー犯罪の加害者は、

「防犯意識が低い会社」
「ルールが曖昧な職場」

を見つけると、何度も“試し打ち”をしてきます。
一度でも対応を誤ると、金銭だけでなく取引先との信頼も失われかねません。

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【2 元警視が見抜く「組織の3つの死角」】

(1)「現金がないから大丈夫」という思い込み

実際には、

・取引先への振込
・オンライン決済
・顧客情報や社員の個人情報

など、お金以外にも狙われる「価値」はたくさんあります。

(2)電話・メール・チャットの「入口」が野放し

・代表電話にかかってくる不審な電話
・社員個人のスマホに届くSMS
・社内チャットに紛れ込む不審なリンク

こうした“入り口”で怪しい通信をブロックできないと、
その先にあるネットバンキングや業務システムが一気に危険にさらされます。

(3)「怪しい」と思っても相談できない職場文化

元警察官として感じるのは、

・「こんなことで相談したら怒られるかもしれない」
・「自分の判断ミスだと思われたくない」

という心理が、被害拡大の大きな要因になっていることです。
相談しやすい雰囲気づくりは、技術的な対策以上に重要です。

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【3 最新の特殊詐欺:よくある3つのシナリオ】

パターン1:金融機関・役所を名乗る「口座・請求情報の確認」

  1. 銀行やカード会社を名乗る電話・SMSが届く
  2. 「不正利用の疑い」「未納料金がある」と不安をあおる
  3. 偽サイトへ誘導し、ID・パスワード・カード情報を入力させる

<対策ポイント>
・電話口でIDやパスワード、ワンタイムパスワードを絶対に伝えない
・必ず自社から正規の電話番号にかけ直して確認する社内ルールを徹底する

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パターン2:取引先や上司を名乗る「急ぎの振込依頼」

  1. 経理・総務担当に、取引先や上司を装ったメールが届く
  2. 「今日中の支払い」「至急の送金」とプレッシャーをかける
  3. 通常とは異なる口座に振り込ませる

<対策ポイント>
・「通常と違う支払依頼」は必ず複数人で確認する
・メールだけで判断せず、担当者本人に電話で確認する

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パターン3:社内PC乗っ取り型(偽のセキュリティ警告)

  1. 社員がインターネット閲覧中に「ウイルスに感染しました」という警告画面が突然出る
  2. 画面に表示された電話番号に連絡すると、サポートを名乗る人物が遠隔操作ソフトをインストールさせる
  3. PC内の情報やネットバンキングを不正操作される

<対策ポイント>
・画面に表示された電話番号には連絡しない
・異常な画面が出たら電源を切り、すぐに社内の担当者に報告する

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【4 企業が今すぐできる防御策:3つのステップ】

ステップ1:社内ルールをA4一枚にまとめる

・不審な電話・メールが来たときの連絡先
・振込口座変更依頼が来たときの確認手順
・怪しい画面が表示されたときの初動対応

これらをA4一枚のチェックリストにまとめ、全社員に配布・掲示します。

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ステップ2:年1回の防犯・危機管理研修

一度きりの講話よりも、「年1回の定期研修」の方が効果的です。

・最新の手口
・実際の被害事例(匿名化)
・自社の業種・体制に合わせた対策

を毎年アップデートすることで、
「この手口、研修で聞いたことがある」と現場で気づけるようになります。

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ステップ3:実際に声を出して行うロールプレイ

・電話を受ける役
・詐欺犯の役
・相談を受ける上司の役

に分かれて、実際の会話をシミュレーションします。

・「怪しいと思ったら、こう言って一度電話を切る」
・「すぐにこの内線へ回す」

といった“セリフ”まで決めておくことで、緊張した場面でも自然に体が動くようになります。

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【5 守れるのは「お金」だけではありません】

特殊詐欺の被害で失われるのは、お金だけではありません。

・取引先やお客様からの信頼
・社員とその家族の生活
・会社の評判やブランド

逆に、

・ルールの整備
・定期的な研修
・実践的なロールプレイ

の3つを導入することで、

「怪しいと思ったら、すぐに会社に相談できる」

という、安心感のある職場文化を育てることができます。

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【行動喚起:無料相談は契約を強制しません】

・「自社の対策でどこまで足りているのか知りたい」
・「一度、社員向けに防犯・危機管理の話をしてほしい」

こうした段階でのご相談で構いません。

無料相談では、

・貴社の業種・規模
・現在行っている対策
・これまでのトラブルの有無

などを伺ったうえで、

・どのレベルの研修が適切か
・どのくらいの頻度で実施するのが望ましいか

を、率直にお伝えいたします。
オンラインでの打合せ・研修にも対応可能です。

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この記事を書いた人

元神奈川県警察 警視。数々の修羅場を乗り越えた危機管理のスペシャリスト。特に、社会を震撼させた「相模原障害者施設殺傷事件」や「川崎市登戸児童殺傷事件」においては、混乱を極める現場の最前線での規制線の確保、マスコミ対応、応援部隊の調整、関係機関との困難な交渉を完遂。机上の空論ではない、極限状態での的確な意思決定と組織統率のノウハウを体得している。現在は行政書士として、その卓越したリスク管理能力を民間企業に還元。すでに3社の企業顧問を務めた経験から平時から有事まで、組織のあらゆる「死角」を指摘し、鉄壁の防御体制を構築している。多くの経営者が対策を後回しにする「本当のリスク」を知る、数少ない実務家。

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