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【活動報告】相模原市南区新磯地区の夜間防犯パトロールに参加

2025年9月、相模原市南区で窃盗犯や不審者情報が急増している状況を受け、新磯地区(新戸)自治会主催の夜間防犯パトロールに参加し、元警察官としての知見を活かして地域の安全確保に貢献しました。

本記事では、公式データに基づいた地域の犯罪傾向、元警察官の視点から見える根本原因、そして明日からすぐに実践できる具体的な防犯対策までを詳しく解説します。

  • POINT1:南区の犯罪情勢:刑法犯が前年比約20%増、特に自動車盗や特殊詐欺が深刻 。
  • POINT2:元警視の分析:犯罪増の背景にある「隙」と、地域コミュニティの重要性。
  • POINT3:具体的な行動計画:個人と地域で今すぐ取り組める防犯対策チェックリスト。

概要(At a Glance)

項目内容
日時2025年9月10日(水)、9月19日(金)
場所神奈川県相模原市南区新戸地区周辺
主催新磯地区(新戸)自治会
目的地域の犯罪情勢悪化に対応し、パトロールによる犯罪抑止と住民の防犯意識向上を図る。

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【根拠】深刻化する地域の犯罪情勢

今回の活動の背景には、公式データが示す深刻な現状があります。

相模原南警察署管内 刑法犯認知件数(令和7年7月末時点・暫定値) *

総数: 991件(前年同期比 +162件、19.5%増

*窃盗犯: 762件(前年同期比 +92件、13.7%増)

* うち自動車盗: 9件(

+800.0%

* うち車上ねらい: 20件(

+81.8%

*粗暴犯: 59件(前年同期比 +25件、73.5%増

*特殊詐欺: 33件(前年同期比 +83.3%)、被害額 約2,600万円

出典: 神奈川県警察 相模原南警察署 事件発生状況

このマクロな傾向に加え、9月には新磯地区(磯部)での不審者情報 や、近隣の下溝、北里地区での声かけ・つきまとい事案が報告されており 、地域住民の体感治安は悪化している状況です。

当日の夜間パトロールと見えた「根本原因」

自治会の皆様と共に、新戸地区の住宅街や公園周辺を巡回。特に、暗い路地や街灯の少ない場所、自転車が多く置かれている集合住宅の駐輪場などを重点的に確認しました。

【元警察官の視点:統計データから見える根本原因】

パトロールをしながら最新の犯罪データを分析すると、見えてくるのは犯罪者に**「隙」**を与えてしまっているという現実です。

  • 無施錠という「隙」: 9月に南区で発生した自転車盗13件のうち12件が無施錠でした 。これは「鍵さえかけていれば9割以上の被害は防げた」可能性を示唆しています。「少しの時間だから」という油断が、犯罪の最大の呼び水となります。
  • 情報の「隙」: 特殊詐欺、特にキャッシュカードを騙し取る「預貯金詐欺」が23件と多発しています 。これは「警察官や金融機関職員が暗証番号を聞くことは絶対にない」という基本情報が、依然として高齢者層に届ききっていない現実を映しています。
  • 無関心という「隙」: 犯罪者は人目を避けます。地域の見守りの目が少なく、住民同士の挨拶や声かけがない地域は、彼らにとって格好の活動場所となります。「誰にも見られていない」という安心感が、犯罪のハードルを下げてしまうのです。

これらの「隙」を埋めるには、個人の防犯意識の向上と、自治会を中心とした地域ぐるみの活動の両輪が不可欠です。

明日から使える!新磯地区 防犯対策チェックリスト

今回の活動と分析を踏まえ、個人・家庭・地域で今すぐ取り組める対策をまとめました。

【30日以内に実践】個人の守りを固める

  • 自転車のツーロックを徹底する(備え付けの鍵+ワイヤー錠)。
  • 自動車から離れる際は、カバンなどを車内に放置しない
  • 在宅時も留守番電話に設定し、相手を確認してから電話に出る習慣をつける 。
  • 「さがみはらメールマガジン『安全・安心』」に登録し、最新の不審者情報を入手する 。
  • 子どもに防犯ブザーを携帯させ、「こども110番の家」の場所を一緒に確認する 。

【90日以内に実践】家族・住まいの守りを強化する

  • 家族間で特殊詐欺の最新手口(「梨を送った」等の前兆電話)を共有する 。
  • 迷惑電話防止機能付きの電話機の導入を検討する 。
  • 自宅駐車場へのセンサーライトや防犯カメラの設置を検討する(市の補助金制度も活用)。
  • 「国際電話不取扱受付センター」を利用し、詐欺に使われやすい「+」から始まる国際電話を無料で休止する 。

【継続】地域全体の守りを強くする

  • 自治会が主催する防犯講座や防災訓練に積極的に参加する 。
  • 散歩のついでに地域の異変に気を配る**「見守り活動」**を意識する 。
  • 近隣住民と積極的に挨拶を交わし、顔の見える関係を築く。

次の一歩:あなたの組織は大丈夫ですか?

今回のパトロールは、新磯地区の強固なコミュニティ活動の一環です。しかし、すべての地域や組織が同じように機能しているわけではありません。

  • 自治会・マンション管理組合の役員様へ 「防犯カメラの設置補助金について詳しく知りたい」「住民向けの防犯講習会を開催したい」
  • 企業の総務・危機管理担当者様へ 「従業員やその家族を守るための危機管理体制を構築したい」「特殊詐欺や情報セキュリティに関する研修を実施したい」

当事務所では、元警察官としての現場経験と行政書士としての法務知識を融合させ、それぞれの組織の実情に合わせた最適な危機管理・防犯対策をご提案します。

【初回相談無料】まずはお気軽にご状況をお聞かせください

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※無料相談は契約を強制するものではございません。守秘義務を遵守し、誠実に対応いたします。

FAQ

A2. 相模原南警察署管内では、警察官や金融機関職員を名乗り「あなたのキャッシュカードが不正利用されている」などと言ってカードを騙し取る**「預貯金詐欺」**が急増しています 。警察官が電話で暗証番号を聞いたり、自宅にカードを受け取りに来ることは絶対にありません 。そのような電話は100%詐欺ですので、すぐに電話を切って警察に通報してください。

Q1. パトロールでは具体的にどんな場所を見て回るのですか?

A1. 主に、夜間に人通りが少なくなる公園、街灯が少ない路地、アパートやマンションの駐輪場、そして過去に不審者情報が報告された場所などを重点的に確認します。犯罪者が隠れやすい場所や、侵入しやすい場所に「人の目がある」ことを示し、犯罪を未然に防ぐことが目的です。

Q2. 最近、特に注意すべき詐欺の手口は何ですか?

A2. 相模原南警察署管内では、警察官や金融機関職員を名乗り「あなたのキャッシュカードが不正利用されている」などと言ってカードを騙し取る**「預貯金詐欺」**が急増しています 。警察官が電話で暗証番号を聞いたり、自宅にカードを受け取りに来ることは絶対にありません 。そのような電話は100%詐欺ですので、すぐに電話を切って警察に通報してください。

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この記事を書いた人

元神奈川県警察 警視。数々の修羅場を乗り越えた危機管理のスペシャリスト。特に、社会を震撼させた「相模原障害者施設殺傷事件」や「川崎市登戸児童殺傷事件」においては、混乱を極める現場の最前線での規制線の確保、マスコミ対応、応援部隊の調整、関係機関との困難な交渉を完遂。机上の空論ではない、極限状態での的確な意思決定と組織統率のノウハウを体得している。現在は行政書士として、その卓越したリスク管理能力を民間企業に還元。すでに3社の企業顧問を務めた経験から平時から有事まで、組織のあらゆる「死角」を指摘し、鉄壁の防御体制を構築している。多くの経営者が対策を後回しにする「本当のリスク」を知る、数少ない実務家。

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