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元警察幹部が教える地域防犯|「わんわんパトロール」を成功させる3つのコツ

こんにちは、たてかわ行政書士事務所の建川です。

令和7年7月4日、私も委員として参加している「新磯あんしんネットワーク運営委員会」に出席し、地域の安全について議論を交わしました。

今回はその内容も踏まえ、誰もが今日から始められる効果的な地域防犯活動についてお話しします。

【課題の再確認】地域の安全、「誰か」に任せきりになっていませんか?

地域の安全は、警察や行政だけの力で守れるものではありません。「自分たちのまちは、自分たちで守る」という意識が、実は最も強力な抑止力となります。

しかし、「具体的に何をすれば?」と、一歩を踏み出せずにいる方も多いのが現状です。 「わんわんパトロール」は、その第一歩として非常に有効な手段です。

現場から学ぶ:元警察官が分析する「犯罪者が嫌う環境」

💬 私が警察官だった頃、多くの事件が住民からの「いつもと違う」という些細な情報提供から解決へと繋がりました。「挨拶をしても返さない人がうろついている」「見慣れない車が停まっている」。これらは、地域住民だからこそ気付ける”違和感”です。

犯罪者は、住民同士の繋がりが強く、「見られている」と感じる地域を最も嫌います。つまり、特別なパトロール以上に、日常に溶け込んだ「さりげない見守りの目」を増やすことが、犯罪の未然防止に直結するのです。

わんわんパトロールは、この「自然な監視の目」を増やす、理想的な活動と言えるでしょう。

活動事例:新磯あんしんネットワークの取り組み

先日開催された「新磯あんしんネットワーク運営委員会」でも、この「わんわんパトロール」の推進が中心的な議題となりました。

  • 活動目的: 地域住民による助け合いや支えあい活動を推進し、高齢者や子ども達を見守り、誰もが安心して暮らせる地域作りを目指す。
  • 現状の成果: 令和7年6月25日時点で、わんわんパトロールに10名、徒歩等による見守りパトロールに25名の方が登録されています。 まさに、地域防犯の輪が広がっている証です。
  • 今後の展開: 活動の意義をさらに広めるため、11月を目途に落語などを取り入れた楽しい啓発講座の開催が検討されています。
犬と散歩

明日から使える危機管理術:わんわんパトロール3つのコツ

元警察官の視点から、散歩をしながらでも実践できる防犯チェックリストをご紹介します。

コツ1:「挨拶」で不審者を探る

  • すれ違う人に「こんにちは」と声をかけていますか?
  • Point: 不審者は声をかけられることを嫌います。挨拶は最も簡単で効果的な防犯活動です。

コツ2:「いつもと違う」を探す

  • 見慣れない車が長時間停まっていませんか?
  • 不自然に家の周りをうかがう人はいませんか?
  • 窓ガラスが割れていたり、郵便物が溜まったりしている家はありませんか?
  • Point: 異変に気づいたら、直接声をかけず、日時・場所・特徴を記録しましょう。

コツ3:「危険」を避けて「知らせる」

  • 危険を感じたら、すぐにその場を離れていますか?
  • 異変や心配な事案は、一人で抱え込まず、指定の連絡先に報告していますか?
  • Point: あなたの安全が最優先です。直接対決は絶対に避けてください。異変があった際は、社会福祉協議会、民生委員・児童委員、自治会役員などへ連絡する体制が有効です。

よくある質問(FAQ)

Q1: わんわんパトロールに参加したいのですが、どうすればいいですか?

A1: お住まいの地域の社会福祉協議会や自治会にお問い合わせください。お近くの窓口が分からない場合は、当事務所にご相談いただければ、情報提供のサポートをいたします。

Q2: 不審な人を見かけたら、直接声をかけるべきですか?

A2: いいえ、絶対にやめてください。ご自身の安全確保が最優先です。危険を感じたらすぐにその場を離れ、安全な場所から警察(110番)に通報してください。パトロールの目的は「監視」と「通報」であり、「検挙」ではありません。

Q3: 自治会で防犯活動を始めたいのですが、何から手をつければ良いですか?

A3: まずは、今回ご紹介した「わんわんパトロール」のように、住民が無理なく参加できる活動から始めるのがお勧めです。同時に、活動の目的やルールを明確にする「運営要綱」の作成が、トラブル防止と活動継続の鍵となります。 行政書士は、こうした規約作成の専門家です。お気軽にご相談ください。

まとめ:専門家と共に、安心なまちづくりを

「私たちの自治会でも、効果的な防犯活動を始めたい」 「地域活動のルール作りや、参加者のモチベーション維持に課題を感じる」

元警察官としての危機管理ノウハウと、行政書士としての組織運営・ルール作りの専門知識を活かし、あなたの地域の課題解決をサポートします。

自治会・町内会、各種団体様へ

「防犯・防災」「交通安全」「リスクマネジメント」に関する講演・研修を承ります。元警察官(警視)としての豊富な現場経験に基づき、明日から使える実践的な知識をお伝えします。

ご相談は無料です。 ご契約を強制するものでは一切ありません。まずはお話をお聞かせいただき、最適な解決策を一緒に考えさせていただきますので、安心してご連絡ください。

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この記事を書いた人

元神奈川県警察 警視。数々の修羅場を乗り越えた危機管理のスペシャリスト。特に、社会を震撼させた「相模原障害者施設殺傷事件」や「川崎市登戸児童殺傷事件」においては、混乱を極める現場の最前線での規制線の確保、マスコミ対応、応援部隊の調整、関係機関との困難な交渉を完遂。机上の空論ではない、極限状態での的確な意思決定と組織統率のノウハウを体得している。現在は行政書士として、その卓越したリスク管理能力を民間企業に還元。すでに3社の企業顧問を務めた経験から平時から有事まで、組織のあらゆる「死角」を指摘し、鉄壁の防御体制を構築している。多くの経営者が対策を後回しにする「本当のリスク」を知る、数少ない実務家。

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